YouTube のオモコロチャンネルで、「海外のラッパーの誰それが、10 essentials の中に上等なテキーラを挙げている」と紹介されていた。
自分を構成している10の大切なことってなんだろう。というか、10個も挙げることができない気がする。
色々考えてみた結果、現状の自分だとギリギリそうだと言えるのが下記の4つだ。
- 読書
- 執筆
- 設計
- 酒
一つ一つについて多くは語らないでおく。私の場合は "4 essentials" だ。
さて、これがもし10年前だったら、
- 酒
- 音楽
- 運動
- セックス
みたいな感じになっていたんじゃないか。ずいぶん奔放なヤツである。
さらに20年後に同じことをやったら、その頃には精神的にも老け込んできっと
- 坐禅
- 盆栽
- 料理
- 犬
などとなっているかもしれない。
と、そこまで考えてから改めて 10 essentials のことを調べたら、どうもそうした "コト" ではなくて "モノ" を紹介する企画らしい。だから「酒」みたいな漠然としたものではなくて、特定の銘柄を挙げていたのか。
モノということなら私だってたくさん紹介できそうだ。いつもの読書メモや日々の話よりは、なんというかすごく「ブログ的」な記事になる。でも画像は載せない。
最近買ったものから順に書いてみる。
Loop Experience
イヤープラグ。耳栓。
これを手に入れてから外出が怖くなくなった。もっと早くに出会えていれば、いろんな不幸を軽減できていたろうに。
前には遮音性のみを重視して Moldex の Camo Plugs を使っていた。けれど見た目がいかにもミリタリーという感じで好きじゃないし、耳にみっちりと詰まりすぎている感じが少し不快だった。Loop だと普通のカナル型イヤホンをつけている感覚で、ある程度長時間つけていても平気だ。
ガヤガヤとした音をかなり軽減し、そのうえで隣にいる人とは不自由なく会話できるのでかなり重宝している。
金縁メガネに合わせてゴールドの色を選んだけれど、また違うメガネを買えば合わせて別のカラーも欲しくなるかもしれない。
トライバルラグ
沖縄のラグ屋さん Layout で購入した。
お店ではメインの商品としてギャッベを取り扱っているが、裸足で立った感じがすこしモサモサしすぎるかなと思い、よりサラサラとした風合いのトライバルラグに決めた。
リビングで、テレビとパーソナルチェアの間に置いて使っている。部屋を広々とした感じにしたくて、その上には敢えて何も置いていない。下記で紹介している椅子に座っている時間がより豊かになった。
Nychair X
いわゆる「ニーチェア」と呼ばれる椅子。ゆったりとリビングのテレビでYouTubeやU-NEXTを観たいと思って買った。
丈夫な生地が一体となって座面・背中・頭をサポートしてくれる。沖縄のD&DEPARTMENTで試座できたのが決め手だった。
後発で出たロッキングできるタイプを選んだ。賃貸のフローリングを傷つけないように下にラグを敷く人も多いみたいだが、私はアルミパイプには透明のホースをかぶせている。
テレビを見るほか、ゆったりと考え事をするのにもいい。仕事用のデスクとは反対側を向くようにしていて、休憩に最適だ。
iPad mini 第6世代
執筆のお供。持ち運びに便利なハードウェアキーボードと一緒に使っているが、周辺ガジェットについてはまだ試行錯誤している。
それと若干肩首が疲れる感じがするので、スタンドや分離式キーボードも購入してみたい。
山田照明 Z-LIGHT
Z-108N というモデル。以前 Note で、"夜を支えてくれる灯り ― 山田照明 「Zライト」" というタイトルで記事を書いたことがある。
良くも悪くもふつう、だからこそいいなと思った。そういうのあるよね、という感じ。使い始めたその日から部屋の風景に溶け込んでしまうような、そんな製品が好きだ。
うん、今でもそう思う。
826STANDARD 126cm サイドボード
札幌時代にちょっと無理して買った製品。
Vanilla家具から出ているオリジナルブランドのラインナップで、他にも少し小さなサイズのものがある。ウォールナットの色合いと、扉の黒で構成されるバランスがいい。
確かあのときは、アート引越センターの段ボールを10個ぐらい並べて棚のようにして使っていた。その状態が半年ぐらい続いていて、殺風景な部屋に嫌気がさした反動でこんな大物家具を買った記憶がある。
石巻工房 ST-TABLE
これも札幌時代に買ったものだ。
何もなくてだだっ広いテーブルが欲しかった。
genten ゴートヌメバッグ
肩から下げたとき、腰のあたりに吸い付くようになる。
中にたくさんのポケットがあり、財布やカードケースの定位置がそれぞれ決まっている。
プレゼントしてもらった時は本当に嬉しかった。もう10年ほど前になるだろうか。
中の袋がどんどんほつれてきている、でももっと長く使いたい。
イームズのサイドシェルチェア
わずかな間、東京でフリーランスとして働いていたことがあった。
そのとき代官山のショップで中古で買った。
インディゴブルーで。背面には擦り傷がいっぱいある。
初めて一生モノとして買った椅子。
プラットフォームベンチ
ジョージ・ネルソンがデザインのプラットフォームベンチ…… の、リプロダクト製品。
大学生時代にこれをコーヒーテーブルとして使っていたときは、「お前のテーブルは本当に使いづらい。上に板を置け」と仲間から突っ込みを受けていた。
その後、ただのベンチとして使っていたときもある。端の方に座ると全体が大きく傾いて危ないので、腰かけるときに気を付けないといけない。
そして今はテレビボードのようにして使っている。配線も丸見えだし、テレビの他にいろんなものを置くにはやや狭い。
何に使うにもちょっとずつ不便で、でもずっと私の生活と共にある。